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カリキュラム構成

目的達成に向けた段階的カリキュラム

ステップ1 導入教育(1年次 後期)

目標
目的意識、倫理観、知識と実践
構成
医学修練一次、動機付け学習
 

ステップ2 発展教育(2年次〜3年次 前期)

目標
探究心、問題発見、柔軟な思考、学際性
構成
新たな選択必修授業導入
(ASCとWTQ)
授業の改善・強化

グループ指導体制・成績報告責任者制度・即時授業評価機器の導入

 

ステップ3 実践教育(3年次 後期)

目標
問題解決の実践的能力
構成
基礎医学チュートリアル
基礎医学修練
模擬学会開催
サポート体制:ポートフォリオ(学習達成度記録簿)、研究室の門戸開放、マルチアドバイザー、教員FDの強化

本企画の骨子

ステップ1 導入教育

医学修練一次(目的意識、倫理観、知識と実践)
  • 亡くなった患者の遺族・移植患者等との双方向授業
  • コミュニケーション演習(人として、医療人として)
  • 情報収集(ICTなど)の基礎演習と守秘義務
  • 医療安全、基本的医療技術の知識と実践
  • 医療施設での実習体験
  • 医療入門ワークショップ
動機付け学習(目的・動機の高揚、持続、定着)
国内外の様々な医学・医療の分野で活躍する第一人者の講演と双方向授業を定期的に開催
サポート体制
ポートフォリオ導入  アドバイザー教員の設定  FD (メンタルヘルスケアなど)

ステップ2 発展教育

ASC:Advanced Science Course(探究心、学際性、問題発見型学習)
先端的研究、未解決な課題、他分野との境界領域などを取り上げ、小グループで行う双方向授業
WTQ:Workshop for Tackling Question(探究心、柔軟な思考、問題発見型/解決型学習)
授業やASCで気付いた疑問・課題を用いて解決に向けて行うワークショップ
基礎・社会医学系授業(目標に向け授業改善、強化、教員の資質向上)
成績報告責任者制度とグループ指導体制の整備 ◆ 講義の即時フィードバックシステム導入
サポート体制
研究室の門戸開放  複数アドバイザー制度(研究室教員、TA)  FD(コーチング技法など)

ステップ3 実践教育

基礎医学チュートリアル(実践的研究活動に向けた準備期間)
ASC・WTQなどで自ら発見した問題を用いて、チューターと共に問題の意義・研究法などを検討し結果を発表する
基礎医学修練(課題解決に向けた実践的研究能力の習得、問題発見型、解決型自己学習)
自ら発見した疑問や課題の解決に向け、3ヵ月間の長期実習で実践的研究を実施・体験する
*他分野の教員による定期的な実習状況評価
模擬学会(自己達成感による動機の昂揚)
研究成果を学会形式で発表、内容を指導教員と学生が評価し、高得点者に奨励賞、国際学会出席などの特典を与える