2012年3月8日~9日 基礎医学修練発表会
2012年4月19日~20日 基礎医学修練海外留学者発表会
基礎医学修練:
2011年11月から2012年3月までの約16週間、学生が自主的に選択した、基礎・社会医学の研究室に配属になり、指導教員の下、対象に選んだテーマを研究します。その試みは平成元年度に始まり、現在も、学生に有用な企画として続けられています。
基礎医学修練発表会は、基礎医学修練の総まとめとして実施され、学生が16週間に渡って学び、探求してきたものを、多くの教員や同輩に発表する企画です。
発表会は、今年度で第4回目となり、企画から運営に至るまで、学生が実行委員会を組織し、行われています。
例年、試行錯誤を重ねながら良いものが創られていますが、今年度も例外ではなく、実行委員がリーダーシップを発揮しながら、素晴らしい発表会が行われました。
今年も、学生の希望を取り入れ、64名が口演発表、20名がポスター発表を行いました。
左:受付も学生が行います。
右:医学科長をはじめ、多くの先生方に聴講いただきました。
座長の学生が司会進行を担当し、発表会がすすみます。
発表者は、基礎修練の成果をパワーポイントやポスターに込め、素晴らしい発表を披露してくれました。
聴衆からは、自分の経験できなかったことを発表者から学ぶため、積極的に質疑応答が行われました。発表者も、自分の経験したことを共有することで、更に自信をつけたと思います。
発表は、聴講している学生と教員の投票により、受賞者が決められます。
基礎医学修練海外留学者発表会は、基礎医学修練で海外の大学や研究所に留学した学生が、その成果を英語での口演発表で披露します。
発表はもちろんのこと、司会や聴衆からの質疑応答も英語で行われます。
また、海外留学に興味のある他学年の学生も聴衆として参加し、活発な情報交換が行われました。
それぞれの研究成果を披露することで、3年生で学習したことの総まとめができたと思います。この経験を4年生になっても、生かしてもらいたいと切望します。