ホーム >  活動報告 >  医療入門2 >  2011年10月27日~12月15日の医療入門2において,様々な方にご協力頂き授業を行いました。

活動報告

医療入門2  2011.12.15

2011年10月27日~12月15日の医療入門2において,様々な方にご協力頂き授業を行いました。

10月27日8:50~10:20
東北大学大学院医学系研究科
微生物学分野 押谷 仁 教授
「グローバル化する感染症と日本の役割」

2898e55e442a26699b782e7e3d8001d4

SARSや新型インフルエンザなどの感染症対策で世界を飛び回り、第一線で働く押谷先生の経歴やそれまでの思いなどを聞きました。その中で(20年後の自分をイメージする必要性・自分の将来は自分で切り拓いて行くこと・チャレンジする心・自分のミッション(使命)を見つける) 等、学生へメッセージを送りました。

10月27日10:30~12:00
東北大学大学院医学系研究科
医学教育推進センター 石井 誠一 先生
医学英語入門 「英語上達法の紹介」

E52bcd9e324b48254c3937bfe3557856

これからの医師や医学研究者は、国際学会や海外での活動などで英語の語学力が要求されます。学生はこの企画で初めて医学英語に触れ、語彙力をもっと身につけるべきことや、普段から英語に触れる必要があると認識したようです。

11月17日8:50~12:00
国際協力機構専門家
中米統合機構広域協力アドバイザー
斉藤 千佳氏

「国際保健と開発」
 目的:将来医者としてエイズや新たな感染症に対する医療従事者や患者の家族などのスティグマ・差別に直面したときに対処できる能力を見につけるためのきっかけを与える。

88f34ed0e85dbdbc498c7a174d7c5c62

斉藤先生の説明後、自分の中のスティグマ、社会におけるスティグマ、何故そのようなスティグマが存在するのか、スティグマ・差別がもたらす影響、医師としてできること・1人の人間としてできることをグループごとに考えました。
 自分達の身近な所にたくさんのスティグマがあることに気づき、対応策をまとめ発表しました。

11月24日8:50~12:00
東北大学加齢医学研究所 脳機能開発研究分野
川島 隆太 教授
「脳科学と先端研究」

95bd56697801df23d22dd60d954fbf96

特定の行動により起こる脳の部分的活性(血流の変化)を測定する最新の機器を装着し、各自の意思で血流の変化を制御出来るかを調べました。全員が体験し、班の代表者(2名)が全員の前で装置を付け質問者の答えにどう反応するのかをみました。質問によって、血流が急激に変化することもあり、最先端の研究を身近な形で楽しく学ぶことができました。

12月15日
東北大学大学院医学系研究科
免疫学分野 石井 直人教授
「実験動物を用いた医学研究について」

A6d32e3c8ca4a808a25d83a374213579

動物実験は開発された医療・医薬を人間に適用する前の欠くことのできない行為です。また、その為には用いる動物を可能な限り人道的に取り扱い、ルールを守って実験を行わなくてはならない等、今後自分達が関わる中で、とても大切なことを学びました。