事前実技実習では、医療施設に行くための手技を含め、基本的な医療技術を学びます。内容は清潔・不潔を含めた手洗い実習、救急の基本である心肺蘇生実習、介護施設では必須の介護実習や車椅子実習、人の誕生で最初に必要な沐浴の実習がありました。医学生としてはじめて医療技術を学びました。
手洗い実習:蛍光塗料を手に塗り、汚れを洗い流すという実習を行いました。
普段の手洗いだと、ほとんどが落としきれていないことに一同驚きでした。
心肺蘇生実習:AEDの使用方法を学び、実際に人形を使用し、心肺蘇生を行いました。
今回の実習を通して、心肺蘇生法の技術を学ぶだけでなく、積極的な手当は生命を救うことに繋がるということを認識できました。
介護実習:3人1組で介護する側とされる側を体験し、介護食も試食しました。
「思ったより食べやすかったけど、やっぱり通常の食事とは感触も味も違いがあるな~。」との感想もありました。
沐浴実習:赤ちゃんのお風呂の入れ方を体験しました。「しっかり首を支えて洗うのは慣れていないので大変です」と話しながらも、とても上手に洗えていました。
車椅子実習:坂道の昇降、段差による昇降を体験しました。実際に車椅子を使用してみないとわからない事が存在することを改めて認識しました。また、車椅子からソファーへの移動ではコツを掴むと楽に移動できることがわかりました。