様々な分野の第一線で活躍している先生方のお話を聞く事が出来ました。先生方の、実体験を交えながらの貴重なお話は、1年次学生にとって、初めて聞く魅力的な内容であり、更にテーマによっては、グループワークを取り入れるなど、多種多様な授業内容となりました。
2010年10月1日 東北大学大学院医学系研究科
微生物学分野 押谷 仁 教授
テーマ:「グローバル化する感染症と日本の役割」
2010年10月8日
東北大学大学院医学系研究科
臨床疫学分野 坪野 吉孝 教授
テーマ:「がんの代替療法」
グループワーク
がん患者から代替療法を使いたいと相談された場合、医師としてどのような助言をするか、シチュエーションを変えながら討論し、発表を行った。
2010年10月15日
テーマ名:遺伝子病と私(医療倫理グループ学習)
講師:金塚 完 教授(医学教育推進センター)
堀井 明 教授(分子病理学分野)
グループワーク
婚約者から、自分は優性遺伝性疾患の家系で、将来重篤な神経疾患を発症する可能性があると告げられた場合、婚約をどうするかそれぞれの立場から考え、発表した。
2010年10月22日
東北大学加齢医学研究所 脳機能開発研究分野
川島 隆太 教授
テーマ:「脳科学と先端研究」
グループワーク
特定の行動により起こる脳の部分的活性(血流の変化)を測定する最新の機器を装着し、各自の脳活動を視覚的に体感した。
2010年11月5日
東北大学大学院医学系研究科
附属動物実験施設
笠井 憲雪 教授
テーマ:「動物を用いた医学生命科学研究の倫理」
テーマ名:科学と社会「ハンディーのない社会を目指して」
2010年11月12日 後述する学習用具(視覚障害体験セット・色弱模擬体験フィルタ)を用い、町中にある問題点を探しに行った。(写真左上)
2010年11月19日 実際に体験してみて、気づいた点を班内で討議し、模造紙にまとめた。(写真右上)
2010年11月26日 ポスター発表会を開催し、優秀賞には、賞状を授与した。(写真中央)
東北大学大学院医学系研究科
医学教育推進センター
金塚 完
東北大学大学院医学系研究科
分子病理学分野
堀井 明
2010年12月3日
福島県立医科大学医学部附属病院
地域・家庭医療部
葛西 龍樹 教授
テーマ:「家庭医とは、日本における家庭医の普及」
2010年12月17日
国際協力機構専門家
中米統合機構広域協力アドバイザー
斉藤 千佳氏
テーマ:「エイズとスティグマ・差別」
グループワーク
エイズや新たな感染症に対する様々なスティグマ・差別に直面したときに、医療従事者として、適正な対処ができる能力を見につけるためのきっかけを与える。
2011年1月6日~21日中の6日間
研究室門戸開放
動機付け学習の最後に、興味を持った学生を対象に門戸開放の日を設け,研究室を学生が訪問した。
この訪問期間で、更に学生と研究室との距離を縮めることができた。