医学科4年次の清水秀幸君は第8回アメリカ癌学会・日本癌学会合同会議で発表しました。
この学会は3年に1度ハワイで開催されるもので、22年の歴史があります。今回はハワイ島のWaikoloa Villageで開催されました。期間は2010年2月5日~9日で、だんだん規模が大きくなり、今回、日米両国に加え、アジア、オセアニア諸国やカナダ、メキシコなどから多数の研究者達が参加していました。清水君は、基礎医学修練で行った研究課題を4年次に更に発展させ、立派な内容に仕上げての発表です。
左:Registration deskの前で。基礎医学修練の時の配属先の分子病理学分野の堀井教授と一緒に学会に参加してきました。
右:2月8日午後6時半。いよいよポスターセッション開始です。
ポスターセッションは1時間でしたが、その間に10名以上からの質問がありました。国際学会ですから、ほとんどが日本人ではありません。仮に日本人であったとしても、英語で質問がきます。持てる力の全てを出して、英語で質疑応答をこなしました。
今回の経験は、清水君の今後の人生の宝の一つになること思いますが、同時に、医学研究へのモチベーションは飛躍的に上昇したことと思います。