第4クールは2010年1月8日、15日、22日の3週間にわたって行われました。学生はASCで取り上げられたテーマの先端的知識や現在の状況を聞き,その意義や疑問点をグループで討論しました。これに続くWTQではグループで検討すべき課題を抽出,問題点の確認,解決に向けたアイデア,必要な資料の収集などを討論し結果を各グループ毎にまとめました。最終日の発表では質疑応答と学生間での評価が行われ,優秀なグループには表彰状が与えられました。今回は下記の3テーマが採用されました。
テーマG∶「生殖医療をモデルとした医学と社会のかかわり」
テーマH∶「肺癌分子標的薬:エビデンス創生のダイナミズム」
テーマ I :「麻疹の流行をとめろ!」
ASCでは,教員からテーマに関する最新情報や現在の状況などの説明を受けます。各自が興味を持って選択したテーマなので,質問なども積極的です。普通の授業とは違った楽しさで授業が進みました。
WTQでは自分たちでテーマの意義,疑問や解決すべき点,必要な知識・資料,解決に向けたアイデアなどが討論され,発表に向けてグループで自主学習と手分けした資料の収集などを行います。教員もグループ討論に駆り出されて,柔軟な発想に感心したり,あっけに取られたり。熱気にあふれた時間が過ぎて行きます。
発表会に先立って,他のグループの参加者も発表内容が理解できるように,全てのテーマの説明が行われました。発表内容は教員も驚くような高度なものから,発想の豊かさに思わず微笑んでしまうものなど千差万別でした。学生投票で選ばれたグループの笑顔の素晴らしさを見てください。オメデトウございます。