第2クールは6月19日、26日、7月3日にわたって行われ,学生は初日にASCで先端の知識や問題点の講義を20分程度受け,それに続くWTQではグループで検討する課題の抽出,問題点の確認,解決に向けた資料収集などを討論し,最終日の発表に向けて自主学習を行いました。今回のテーマは下記C・D・Jが採用されました。
テーマC∶「脳科学からこころの病気にどう切り込むか」では,うつ病、自閉症などについて理解を深め、グループ毎に情報を収集、整理し、この領域での課題について討論されました。
テーマD∶「『認知症』は予防できるか」では,認知症を予防する方法と認知症の早期発見、早期治療を行う2次予防について検討し、各グループより具体的な予防法が提案されました。
テーマJ∶「ブラックジャックを探せ:手術しないことを決めるのは外科医」では、肥満をめぐる治療法を取り上げ、グループでチームをつくり外科治療と他の治療でディベートが行われました。
担当してくださった先生方からは、『今までの与えられたものを学習することから、自ら研究し学ぶ方向に進んでおり非常にいい経験になっている。活発に意見も出ていて非常に良い』との言葉もあり、今後の基礎演習につながる良い経験になったと思います。
与えられた課題に対して、学生は真剣な表情で聞き入っていました。
どのグループも全員参加で活発に意見が出されました。
ディベートでは、互いの主張にもきちんと耳を傾けていました。
発表内容はどのグループも十分に調べられており、認知症予防に関しダンスパーティや香りを用いた斬新な案も出されました。
最後に学生の相互評価で最優秀賞1グループ,優秀賞3グループが決定され表彰状が贈られました。