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活動報告

ASC・WTQ  2009.05.29

2009年05月01日から第一クールのASC-WTQが実施されました。

今年度からASC-WTQが本格的実施に移りました。教員から応募のあった10の課題を用い、5月から来年1月にかけて4クールに分けて、2~3課題を同時・並列に実施してゆきます。

第1クールは5月8日、22日、29日にわたって行われ,学生は初日にASCで先端の知識や問題点の講義を20分程度受け,それに続くWTQではグループで検討する課題の抽出,問題点の確認,解決に向けた資料収集などを討論し,最終日の発表に向けて自主学習を行いました。今回のテーマは下記A・Bが採用されました。


 テーマA∶「命をつなげ!肝移植ドナー不足の解決に向けて」では,臓器移植に関す
       る様々な問題が,具体的な症例への対応を考えながら討論されました。

 テーマB∶「がんのオーダーメイド医療は患者を救えるか」では,がん治療の最先端
       に言及しながら,今後のがん治療をどの様に考えるかが討論されました。


まだ資料収集を行っていない段階でも,その時点での各自の知識を駆使してグループの結論を出すことが義務付けられ,学生は資料収集後の結論との違いなどを認識し,問題の把握と検討過程における知識の在り方,使われ方などを学びました。最後に学生によるこの企画の評価も実施されました。

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教える側も学生から刺激を受け,この企画をすっかり楽しんでいました。

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学生の発想の豊かさと,思わぬ結論にはいつも感心させられます。

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最終的な結論の内容の深さには,担当講師もすっかり脱帽でした。医局への勧誘の言葉も出る始末でした。

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発表会終了時には,今授業に対する学生からの評価も実施されました。